WORKS > HOUSE

設計事例 > 住宅
大島町の家

竣工:2022.07

全面改修(リノベーション)

構造:木造
敷地面積:504.31㎡
延床面積:311.04㎡(全体)

延床面積:184.53㎡(改修)
用途:一戸建ての専用住宅

場所:大阪府豊中市
撮影:小川重雄(*印以外)

●第7回日本エコハウス大賞 リノベーション部門 奨励賞 受賞

豊中市郊外、近くに神崎川が流れる集落の一画。

敷地内に母屋と離れ、門屋、納屋、車庫などがあり、今回は築百年近く経つ母屋の改修を計画。

耐震性を強化し、間取り、内外装を一新し、且つ、現代の生活に合わせて機能性を高め、安心、安全で居心地の良い住まいへと生まれ変わった。

 

既存は茅葺入母屋の屋根が載った、典型的な農家の民家形式で、その後、増改築を重ね、現状の形になったものと思われた。

先代の改修時に茅葺きは鋼板葺きに改修され、小屋裏は内外から完全に閉じられた空間となった。

土間と一体で、かつて農作業用の物置等に使われていた小屋裏に、新たに大きな開口部を設け、通風や採光を確保して、子供部屋として再生した。