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設計事例 > 医療・福祉
倉敷成人病センター

竣工:2020.10

内装デザイン監修/M.I.A.architects

全体設計/ARCHI SCOPE

構造:鉄骨造、一部 鉄筋コンクリート造
規模:地上7階、地下1階
敷地面積:6588.10㎡
延床面積:14554.35㎡
用途:病院
場所:岡山県倉敷市
撮影:M.I.A.architects

新しく増築された病棟の主要な共用スペースや病室の内装デザインを監修。

トータルコンセプトを策定し、全体及び階毎のテーマカラーを決め、それらに沿って共通の構成要素を抽出し、各階各処のインテリアデザインの方針を導き出していった。

結果、分かり易く普遍的なデザインとして「光と緑と水」をテーマに、まちとつながる病院をイメージ。生命の象徴としての大樹が上階に沿って、立ち上がり、枝葉を伸ばしていく様を各処のデザインに落とし込んだ。

内部空間を構成する要素として、床、壁、天井、家具、照明器具が一体となり、大きな一つの空間を形作る。そして、その空間が縦にも横にもつながり、豊かなハーモニーを奏でる。その時、それは、空間デザインにとどまらず、そこに形成される人間関係や、組織にも少なからず、影響を与えているはずと常々考えている。今回、竣工後、3年を経過した段階で、改めて内部を見学させて頂き、そのことをしみじみ強く感じた。